― ChatGPT・Perplexity・Gemini に実際に聞いた90回答から、当社自身の「間違えられ方」を公開します
AIが会社を間違えて説明する原因は、AIの気まぐれよりも「AIが読みに行く情報そのもの」にあることが多いです。当社の実測では、次の3つが起きていました。
- 古い情報のまま説明される(サイトに残った過去の数字を、AIがそのまま使う)
- 言葉の意味を取り違えられる(「GEO対策」を地図・MEOのことだと解釈される)
- 使っていないURLが根拠にされる(テスト用の古いアドレスを、AIが出典として表示する)
どれも、AIに3つの質問をすれば御社でも確かめられます。確かめ方と直し方を、順に説明します。
原因1:サイトに残った「古い情報」で説明される
当社は毎月、「佐賀のAI検索対策会社」をAIに聞いたとき当社名が出てくる割合(出現率)を測って公開しています。ところが10月の計測で、AIが当社を紹介した84回答を読み直すと、AIが添えていた数字はほとんどが過去のものでした。
| AIの回答に出てきた数字 | その数字の正体 | 含んでいた回答数 |
|---|---|---|
| 94% | 2026年1月の発表時の数字(過去の記事や一部のページに残っている) | 32回 |
| 96.7% | 2026年8月の計測値 | 25回 |
| 92.2% | 2026年7月の計測値(当社トップページに今も表示) | 16回 |
| 93.3% | 2026年10月の計測値(最新) | 0回 |
当社名が出た84回答(10月12日計測)のうち、各数字を含んでいた回答の数。1つの回答に複数の数字が出ることがあります。最新の93.3%はこの計測の結果なので、計測時点で0回なのは当然です。
ポイントは「94%」です。最新の計測値ではなく、2026年1月に発表した古い数字なのに、いちばん多く引用されていました。過去の記事や一部のページに残っていたためです。AIは、ページの日付を見て新しい情報を選ぶとは限りません。ネット上に残っている記述を、新旧の区別なく拾います。サイトの中で数字がそろっていないと、AIはその中のどれかを使って説明します。
御社に置き換えると、たとえば「数年前の料金表」「終わったキャンペーン」「移転前の住所」「前の代表者名」が、ブログ記事やPDFに残っていないでしょうか。人が見ればすぐ古いと分かる情報も、AIにとっては同じ「御社の情報」です。
原因2:言葉の意味を取り違えられる
計測の6問のうち、当社名の出方が1問だけ大きく落ちていました。「佐賀県でGEO対策・AIO対策に対応しているWeb制作会社は?」という質問です。
「GEO対策」は、本来はGenerative Engine Optimization(生成AI検索への最適化)のことです。ところがAIは「GEO=地理」と受け取り、15回答中11回答でMEO(Googleマップ対策)の話を始めていました。地図対策の会社が答えに並べば、当社の名前は押し出されます。
業界用語や略語は、AIが別の意味に取ることがあります。御社のサービス名や、業界でしか通じない言葉はどうでしょうか。AIが一般的な意味で解釈すると、御社が呼ばれるべき質問で、別の業種の会社が答えられてしまいます。
原因3:使っていないURLが根拠にされる
Perplexityは、回答の根拠として参照したURLを表示します。10月の計測では、Perplexityの15回答が、当社の古いテスト用アドレス(サーバー移転時の動作確認用URL)を根拠として表示していました。今は正しく開けないアドレスです。
AIの回答を読んだ人がそのリンクを開くとエラーになり、そこで離れてしまいます。サーバー移転・サイトリニューアル・テスト環境の公開などで生まれた「もう使っていないアドレス」は、人の目には触れなくても、AIには読まれ続けていることがあります。
御社で確かめる:AIに聞く3つの質問
ChatGPT・Gemini・Perplexityなどに、次の3つをそのまま聞いてみてください。[ ]の中は御社の情報に置き換えます。
見るところ:事業内容・所在地・代表者・創業年が合っているか。
見るところ:古い料金、終わったサービス、他社と混ざった説明がないか。
見るところ:御社の名前が出るか。出ないなら、代わりにどの会社が、どんな理由で出ているか。
確かめるときのコツは3つです。
AIは同じ質問にも毎回少しずつ違う答えを返します。1回の答えだけで判断しないでください。当社の計測も、1つの質問を各AIに5回ずつ聞いています。
AIごとに読みに行く情報が違います。当社の例でも、古いアドレスを根拠にしていたのはPerplexityだけでした。
答えの横に出る出典を開くと、AIが「どこを読んで」そう答えたかが分かります。古いページや外部の記事が出てきたら、そこが直すべき場所です。
直し方:AIが読む「元」を正す
AIの答えを直接書き換える方法は、基本的にありません。直せるのは、AIが読みに行く元の情報です。
古い記述は「消す」か「いつ時点の情報か」を明記します。サイト内に同じ項目の答えが1つしかない状態が理想です。
「〇〇とは、△△のことです(××とは別物です)」と、言い切りの一文をサイトに置きます。
古いURLやテスト環境は、正しいページへの転送(301リダイレクト)を設定するか、公開をやめます。
紹介記事やポータルサイトに古い情報が載っていれば、掲載元に更新を依頼します。
当社も、この記事で挙げた3つを直している途中です。2026年10月12日に、サービスページへ「GEO対策とは」の定義を追加しました。サイト内の数字の統一と古いアドレスの転送は、11月の計測に合わせて行います。効果が出たかどうかは、11月の計測結果で報告します。
よくある質問
回答への評価やフィードバックを送る機能はありますが、それで答えが直るとは限りません。確実なのは、AIが読みに行く元の情報(自社サイトや外部の掲載記事)を正しくすることです。
すぐとは限りません。AIが情報を読み直すタイミングはAIごとに違い、時間がかかることがあります。だからこそ当社は、直した後も毎月同じ条件で測り、変化を数字で確かめています。
同じ質問を数回、複数のAIで聞いてください。AIは毎回少しずつ違う答えを返すため、1回だけでは「たまたま」の可能性があります。答えに出典が表示される場合は、リンクを開いてAIがどこを読んだかも確かめてください。
ChatGPT・Gemini・Perplexityで御社が実際にどう表示されるかを確かめ、改善点とあわせてA4・12〜13ページのレポートにまとめます。結果は、オンライン面談(Microsoft Teams・60分)で代表が直接ご説明します。費用はかかりません。毎月10社限定です。
3つの質問を自分で試すのが手間なら、当社が代わりに確かめます。ChatGPT・Gemini・Perplexityで御社がどう説明されているか、間違いや古い情報がどこから来ているかを調べ、直す順番までレポートにまとめます。
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データについて
計測条件: 佐賀県内・AI検索対策/LLMO関連の中立的な質問6問 × 3AI(ChatGPT gpt-4.1 / Perplexity sonar-pro / Gemini 2.5-flash、いずれもWeb検索あり)× 各5回 = 90回答。位置指定=佐賀、日本語。実施:2026年10月12日。
この記事での集計: 上の90回答の本文と、表示された根拠URLを当社が集計しました。月次レポート本編は佐賀のAI検索対策(LLMO)実測レポート【2026年10月】をご覧ください。
免責: AIの回答は日々変わります。本記事の数字は計測時点のものです。

